ミニマリストのなりかた。先入観だけで物を持っていないか、もう一度考えてみる。
でも、ここ3年間で引っ越しを2回したのと、断捨離をまともにやってきてみて物を減らし、必ず必要と思っていた物は、「実はそんなに大して必要でなかった物」ということに気が付きました。
今までの私の思い込みや先入観だけで持っていた物を、書いてみたいと思います。
思い込みや先入観だけで物を持っていないか、もう一度考えてみる。
「パソコンをやる場所は、パソコンデスクがないとダメ。」
「お化粧は、鏡台で必ずする。」
断捨離を始める前の私は、これらが当たり前だと思っていので、パソコンデスクもあったし、鏡台もありました。
でも、3年前の引っ越しと断捨離スタートを機に、どんどん大物家具などを捨てていって、パソコンデスクも鏡台も断捨離しました。
その結果、なくなっても不便はありませんでした。去年の2月に実家に引っ越ししたときも、スペースの関係でベッドと組み立て式の大型クローゼットを断捨離。
それと、水道工事の関係で、台所の水道を新しいタイプの蛇口に変更したため、浄水器が取り付けられなくなり、浄水器も断捨離しました。
今まで、水道水はそのまま飲むのは美味しくない。浄水器を通した水道水の方が美味しいし、体にも良いものだと思っていました。
けれども、浄水器をつけなくても水道水は沸騰させればカルキは抜けるので、味噌汁や煮物などの料理の味には、全く影響がありません。
飲み水は、まとめて2ℓのペットボトルの天然水のお水を買って飲んでいるので、水道水をそのまま飲むことはありません。
今まで、浄水器が必要!という、私の完全な思い込みだけで持っていたことになります。
ミニマリストは、応用力がある人なのだと思うこと。
1年前、今住んでいる実家に引っ越してきた当初、居間のテレビ台はホコリだらけで、テレビの後ろにホコリをかぶった30㎝くらいの、古い竹の定規がありました。
(ちなみに母は掃除をしない人です。)
私は、てっきり使っていない物だと思い、捨ててしまいました。
でも、母が裁縫をしている時に、「テレビの後ろにあった定規は?」と聞かれ、捨てたと答えたら、使おうと思っていたのに!と言われました。
その時、私は「長さを計るのに、メジャーじゃダメなの?」と聞いたら、定規のように固い物じゃないと、柔らかい布の長さは測りにくいのだと言われました。
確かにそうかもしれません。でも、捨ててしまった私の方が悪いのですが、私がその時に思ったことがあります。
「もしかしたらミニマリストって、応用力がある人なのかもしれない。」と。
少ない物で暮らすと、「○○専用」の物が減っていきます。 なので、定規がなかったら、別の物で長さを測ればよいのです。 長さを測るアイテムは1つあれば十分です。
そして、物を減らしていくと、別の物で代用しようとする応用力が生まれてきます。
「本当にそれが必要なのか?なくても、他の物で代用出来ないか?先入観だけで、持っていて当たり前だと思っていないか?」
そういう風に意識していくことで、だいたいの物は意外となくても大丈夫なのです。